
雨の多い時によく問い合わせのある害虫
ヤスデ。
雨天時に突然、住宅の壁をヤスデの大群がつっついているといった内容。
普段は庭石や落ち葉の下、湿った土の中等に生息する。土が湿っており、湿気が常にこもっていれば、床下にも生息する。
ですが、その生息場所が雨による浸水で住めなくなり、苦しくなって外へ出てくるんですね。
梅雨など雨の多い時期に、多数が部屋の中に入ってくる。一部の種類では、強い異臭がある。ムカデと異なり毒は持っていない。 が、噛まれることもあるようなので、女性や赤ちゃんは要注意です。
・駆除方法
庭に面した窓の下や縁台の下などに、家屋の外周に家屋を取り囲むように、粒状・粉状の不快害虫用殺虫剤を帯状に散布する。土が湿っており、湿気が常にこもっていれば、床下にも生息する為、床下の基礎周りにも散布する、等の方法がある。大量に発生する場合は、有機リン剤等の乳剤を散布する。物理的に捕獲して焼却する。
・予防方法
庭土に水が浮く状態になると家の中へ入ってくる傾向が強いので、庭の水はけを良くしておく。家屋周囲のゴミ・落ち葉の除去、雑草の刈り取りなどをして、虫の住みかになる様な場所をなくし、乾燥した環境にすることが大切である。
それでも困ったら(有)ダイキョーへ