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来年は巳年です。

●○●○●○●○ ヘビについて ○●○●○●○● ヘビは日本で4科39種が記録されています。陸上で生活する種が多いですが、 ウミヘビのように一生のほとんどを海中で過ごすものもいます。全ての種が 肉食性で捕まえた獲物を丸呑みにします。餌はミミズや魚類、カエル、トカゲ、 鳥類の卵や雛、ネズミなど種によって様々です。生息場所は森林や山地、畑地 などですが、時々人家周辺に出没するため問題となります。 ヘビによる主な問題は、見た目が恐怖感を与えることや、送電設備に接触し、 停電の原因になることなどがあります。しかし、最大の問題は有毒種による 咬症被害であり、毎年多くの方が被害に遭っています。特に危険な種としては、 北海道から九州ではマムシ、沖縄周辺など南西諸島ではハブが挙げられます。 また、本州から九州に生息するヤマカガシは、人を積極的に咬むこともなく、 最近まで無毒種と思われていました。しかし、奥歯に毒があることが判明し、 本種の咬症による死亡事故も過去に数件起きています。さらに首の付け根にある 毒腺からはヒキガエルと同様の毒液を噴射し、これが目に入ると最悪の場合は 失明します。 他にも南西諸島ではヒャンやハイといった比較的強い毒を持つ種が生息して いますが、これらは性格がおとなしく、また口が小さいため咬まれることは ほとんどありません。ウミヘビ類は強い毒を持つものもいますが、国内の分布 は基本的に南西諸島周辺で、生息環境も海中や海岸部であるため、PCOの業務上 問題になりません。 一方、無毒種でも身近に見られるものが駆除相談の対象となる場合があります。 代表的なものにシマヘビ、アオダイショウ、ヒバカリが挙げられます。これらは 生息環境が幅広く、石垣の隙間や排水パイプの中、一般住宅の床下や倉庫の中に 潜んでいることもあります。基本的に性格はおとなしいのですが身の危険を察知 すると咬みつくこともあります。 なお、本州を中心に見られるマムシと他の種との同定ポイントですが、マムシ は頭部後方が膨らみ、上から見ると頭の形が三角形に見えます。また、マムシは 体は太くて短く、体色は淡褐色、そこに暗褐色の楕円形の斑紋が全身に並びます。 アオダイショウの子供はマムシとよく似た模様を示しますが、マムシに比べて頭部 が小さく、体が細長いという点から区別できます。弊社ブログに写真を掲載して おりますので、興味がございましたらご覧いただければと思います。 ヘビの防除対策ですが、穴や石垣などの狭い空間は恰好の潜み場所になります ので、ヘビが頻繁に出没する場所ではこれらの隙間を埋めておます。また、落ち 葉や枯れ枝の上、草むらの中にいることもあるので、気付かずに触れたり踏みつ けたりすると咬まれることもあります。なので、草刈りや掃除、植木鉢の整理と いった環境改善も重要です。 他に、家屋や倉庫へのヘビの侵入を阻止したい場合は忌避剤を使用する手段も あります。弊社で取り扱いのあるスネークアウェイはヘビ用の忌避剤で、形状は 粒状、直接地面に撒いて使用します。1袋1.8kg入りで販売しておりますので、 詳細は営業担当者へお問い合わせください。 最後に、運悪く毒ヘビに咬まれてしまった場合、速やかに病院で医師の手当て を受けて下さい。また、咬まれたのが無毒種であった場合も、傷口から雑菌が 入り込む可能性がありますので、十分に消毒を行ないましょう。

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