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新型インフルエンザの感染予防対策

■ 新型インフルエンザの感染予防対策 新型インフルエンザの感染者数は日に日に増加し,感染地域も今後更なる広がりが予想されます.過去に流行した新型インフルエンザとして有名なものにスペイン・インフルエンザ(スペイン風邪 1918-1919年)があります.全世界の人口25~30%が発症し,4,000万人もの方が亡くなったと推計されています.このインフルエンザでは,世界中の流行に6~9ヶ月の期間を要したと伝えられていますが,今回流行している新型インフルエンザは,数週間~数ヶ月で多くの国へ広がっています.これは,航空機などの交通機関の発達や地域間の頻繁な人の行き来など,現代社会の特徴がこのように短期間での感染を可能にさせたのでしょう. また,興味深いことにスペイン風邪では3回の流行の波があったと報告されています.今回の新型インフルエンザにおいても,同様の波が心配されており,第一波が約2ヶ月続き,その後流行の波が2~3回あると考えられています.そのため,一度流行が終わったとしても安心はできず,次の流行に更に備える対策と準備を行なう必要があります. それではどういった対策を実施すれば良いのでしょうか. 厚生労働省から出されている新型インフルエンザガイドラインを基に紹介します. ●○ 基本的な新型インフルエンザ対策 ○● ◎ 個人や事業者が実施できる具体的な感染防止策 感染防止策は,普段の生活の中で実施できるものがほとんどです. ① 対人距離の保持 → 咳,くしゃみによる飛沫感染防止 飛沫はくしゃみなどを発した人から1~2m以内に落下します.そのため,感染者の2m以内に近づかなければ感染リスクは低下します.とはいえ,誰が感染しているかなどはわかりませんので,不要不急の外出は避け,不特定多数の人が集まる場所には極力行かないよう業務のあり方や施設の使用方法を検討することも重要です. ② 手洗い → 本人及び周囲への接触感染の予防 流水と石鹸による手洗いは,不直したウイルスを除去し,感染リスクを下げます.手洗いは流水と石鹸を用いて15秒以上行ない,洗った後は水分を十分に拭き取ることが重要です.また,濃度60~80%のアルコール製剤に触れることによって,ウイルスは死滅します.速乾性擦式消毒用エタノールを使用される場合は,アルコールが完全に揮発するまで両手で擦り合わせします. ③ 咳エチケット → 咳,くしゃみによる飛沫感染防止策 咳やくしゃみによって他人にうつさない為のエチケットです.咳やくしゃみの際は,ティッシュなどで口と鼻を被い,他の人から顔をそむけ,できる限り1~2m以上離れます.ティッシュなどがない場合は口を前腕部(袖口)で押さえて極力飛沫が拡散しないようにします.前腕部で押さえるのは,他の場所に触れることが少ないため,接触感染の機会を低減することができるからです.呼吸器系分泌物(鼻水・痰など)を含んだティッシュは,すぐにゴミ箱へ捨てます. また,咳やくしゃみの際に押さえた手は,接触感染の原因を作らないためにも,不必要に周囲に触れないように注意して,直ちに洗いましょう.手を洗う場所がない場合のために,携帯用の速乾性擦式消毒アルコール製剤を用意しておくと安心です.もし,咳をしている人がいれば,マスクの着用を積極的に促します.マスクを適切に着用することによって飛沫の拡散を防ぐことができます. 以上のように,誰でも簡単にできる対策を心がけて実施することで,新型インフルエンザから自らの身体も,そして感染拡大も防ぐことができます.皆さんも実施に心掛けて下さい. ‐引用・参考文献‐ 新型インフルエンザ対策ガイドライン http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/guide/090217keikaku.pdf -お勧め商品- ・ペストノール:http://bugs.eshizuoka.jp/e312999.html

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