チャタテムシ
この時期、畳などに大量発生し"ダニ"と間違える方が多いです。目視で確認できるようならほぼ「チャタテムシ」ですね。
[生態]
室内で多く見られるのは、ヒラタチャタテ(コナチャタテともいう)で体長1~1.3mm、オスは見られない。はねがなく、チョロチョロと活発にはいまわる。カビの胞子を餌とし、カビの生える高温多湿の部屋の中で発生することが多い。27度、70~90%の湿度の下で、卵から成虫までの日数はおよそ20日、成虫の寿命は160日以上生きる。60度の高温で10分以内に、卵、幼虫、成虫すべてが死滅する。一年中いるが、夏季に多く、特に9月に多発することが多い。