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カラス特集第1回「採餌行動」

本題に入る前に、まず日本で見られるカラスの種類について簡単に紹介したいと思います。日本で見られるカラス類は5種類が記録されていますが、年中どこでも見られるのはハシブトガラスとハシボソガラスの2種です。他にはミヤマガラスとコクマルガラス、ワタリガラスの3種がいますが、彼らは渡り鳥として冬にやって来るだけなのであまり馴染みはありません。なので、日本でカラスといえば一般にハシブトガラスあるいはハシボソガラスを指します。 両種は一見すると大した違いが無いように思えますが、体の大きさや頭の周りなど、見た目に若干の違いがあります。他にも生態的な特徴が少しずつ異なります。 餌の好みは、ハシブトガラスの方がやや肉食傾向であるなど若干異なりますが、果実や木の実、昆虫や動物の死骸など両種で共通するものも多くあります。他に少し変わったものでは、ハシブトガラスが屋外の手洗い場の石鹸や神社のロウソクを持ち去り、近くの林の中で食べていたという報告があります。 また、採取した餌を貯蔵する習性があります。特にハシボソガラスの場合は、秋から冬にかけてクルミなどの木の実を色んな場所に隠し、冬の非常食とします。この行動は餌が多く得られる時によく見られ、木の根元や落ち葉の中、石の下など様々な場所が隠し場所として利用されます。 さらに一部のハシボソガラスには、木の実を空中から落とし、堅い殻を割って食べるものがいます。似たような事例は他にも確認されており、貝を落として殻を砕く、木の実を車に轢かせて割る、といった様子も観察されています。ただ、これらの行動の目撃例や頻度は地域によって異なり、全てのハシボソガラスが行う訳ではないようです。また、ハシブトガラスにはこのような行動は見られませんが、ハシボソガラスが苦労して割った木の実を横取りしたという報告があります。 ところで、カラスの採餌行動が色々と問題になることがあります。よくあるのはゴミ置き場のゴミを荒らすことです。また、ペットフードや生ゴミが植木鉢の下や石垣の隙間、ひどい時は窓枠の隙間にねじ込まれていることもありますが、これらはカラスが隠そうとした餌の可能性があります。他にもカラスの持ち去ったロウソクの火が完全に消えておらず、後々ボヤ騒ぎに発展したケースもあるようです。 どのケースも、カラスが餌を取ろうとして起こることなので、被害を抑えるにはまずカラスに餌となる物へ触れさせない工夫が必要です。ゴミ荒らしを例にとると、ゴミは収集車が来る少し前に出して放置する時間を短くする、または蓋をきっちりロックできるゴミ箱に入れる、カラスが侵入できないようなケージ付きのゴミ収集場を設けることなどです。どれも基本的なことですが、肝心なことはとにかくカラスに手出しできる余地を与えないことです。

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