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スズメバチの結婚飛翔

スズメバチはスズメバチ科スズメバチ亜科に属するハチ類の総称であり、 日本では3属16種が記録されています。ミツバチやアシナガバチなどのハチ 類と同様に社会性が発達しており、1匹の女王バチと多数の働きバチで構成 される大きな巣を作ります。また、繁殖期には雄バチがこれに加わります。 発生経過は、まず4月中旬から女王バチが活動を開始し、たった1匹で営巣 や産卵、幼虫の世話をします。6月初旬には働きバチが出現し、それに伴い 女王バチは産卵に専念するようになります。働きバチの増加とともに巣も大 きくなり、秋には働きバチの数・巣の規模ともにピークに達します。この頃 になると巣は繁殖期を迎え、次世代を担う新女王と雄バチが発生します。 新女王と雄バチの交尾は巣の外で行なわれます。その後、交尾を終えた新 女王は朽木の中や樹洞などの環境で越冬しますが、交尾だけが役割である雄 バチや、それまで巣を支え続けてきた旧女王、働きバチは年内に死滅します。 そして翌年の春になると、越冬から覚めた新女王が営巣活動を始めます。 ところでスズメバチの結婚飛翔ですが、これは彼らの繁殖期に見られる行 動で、雄バチが一斉に巣を離れることから始まります。この雄バチたちは通 常で数十から100匹以上、種によっては1,000匹以上にもなる大群を作り、巣 の近くの山の頂上や尾根線沿い、大きな木の周りなど見晴らしの良い場所を 目指して移動します。市街地では公園や神社にある大木の周り、マンション などの壁沿いや屋上周辺などに集まります。そこに遅れて巣を離れた新女王 が合流し、その後樹上や地面に降りて交尾を行ないます。 結婚飛翔に参加するハチの数は、他の場所からやってきた集団が新たに加 わったり、途中で死亡する個体が出るなど、その時期を通して多少増減しま す。飛来する雄バチが全て死滅すると終息しますが、それまでは天気が良け れば毎日のように行なわれます。また、周囲の環境に変化が無い場合、毎年 同じ場所で行なわれることもあるため、結婚飛翔の時期が来るたびに駆除の 依頼や相談が届くということになります。 しかし、結婚飛翔の集団による刺傷被害の報告は滅多にありません。なぜ なら新女王は、来年の種の存続という重要な役割を担うため、働きバチほど 攻撃的ではありません。むやみに触れたり掴んだりしない限り、刺されるこ とはほぼ無いでしょう。雄バチは危険を感じると腹部を曲げて刺す素振りを 見せることがありますが、ハチの毒針は産卵管が変化してできたものなので、 雄バチには毒針が無く、刺される心配はありません。

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